駆けある記

「合理的配慮」を言葉だけに終わらせないために

こんにちは、練馬区選出都議会議員とや英津子です。

台風が近づいているので今朝は駅頭宣伝も中止、バスで駅に向かいました。停留所にいくと、ナナミの樹の実がふくらんできたのを見かけました。これから秋にかけて赤くなります。

都庁は2020大会カウントダウンイベントでライトアップしてまずが…。

このところ毎日、来年度予算編成に向けて各団体から要望を受けています。今日も5団体の要望をお聞きし、その合間に議会が近いので各局からの聞き取りの時間が入ります。

その中でとても胸が痛む話を聞きました。ツイッターでもアップしたのですが、車いすの息子さんをレストランに連れていった時のお母さんの話。

迷惑かけないようにとお昼より少し前に店にいったそうです。ところが店は、周りの客に迷惑だからと席が空いているのに追い返したと。入店を拒否された息子のことを思うとあまりにつらくて、次の日抗議をしたそうです。ところが謝罪の連絡があったのは、ビルのオーナーから。納得がいかないのでまた抗議したら、やっと店長から謝罪の連絡があったそうです。

国連の「障害者の権利に関する条約」の締結にむけて2013年6月、国内法の整備として「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が制定されました。2016年4月1日から施行されています。東京都も、「東京都障害者への理解促進及び、差別解消の推進に関する条例」を制定しました。

都条例では、最初に「多様性こそが都市としての発展の原動力」「障害を理由とする不当な差別的扱いを無くし、建設的な対話と合理的配慮の提供を通じ、社会的障壁の除去の取り組みを進めていかなければならない」と詠った前文があります。この前文は生かされているのでしょうか。条約の理念、法の精神に乗っ取った条例の主旨が理解されていないことがとても残念で、悲しくて、怒りがこみ上げてきます。

肢体不自由児を持つ保護者の皆さんからは、医療的ケアを必要とする子どもを学校に通わせることの大変さやバスが運行できることの喜びの一方、看護師不足の実態。駅や公共施設のトイレにユニバーサルシートを設置して欲しいなど本当に切実で具体的な要望をお聞きしました。

今後、議会で取りあげ一歩でも前進できるよう力をつくしたいと思っています。

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