こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。
今日は、日本共産党員として半世紀にわたって活動されてきた方々をお祝いする集いに、少し出席させていただきました。日本共産党は1922年7月に創立され、今年で96周年です。一世紀近い歴史を持つ日本共産党の活動の半分以上の年月を担ってきた方々に、後輩として心からの敬意を表しました。私からは赤いバラを一本ずつプレゼント。参加されたみなさんの活動を振り返ってのお話はとても感慨深く、苦労もあったけどここまで来て良かった、これからも力を尽くしたいというものでした。中には、年をとってしまい身体の自由がきかないが、元気だったら国会前に行きたいという方もおり、一人一人の話に胸が熱くなりました。
さて、昨日は文教委員会の事務事業質疑でした。オリンピック・パラリンピック準備局の質疑を行いました。星見てい子、米倉春奈都議が質疑にたちました。途中、休憩時間が終わっても席に戻らない会派があり、ちょっとしたハプニングとなりましたが間もなく再開。委員会は7時半前に無事終了。
本日のしんぶん赤旗日刊紙にも掲載されましたが、今日は米倉都議の論戦を紹介します。
オリンピック・パラリンピック予算は不透明な部分多く残されており、都民からは疑問の声も上がっています。
米倉都議からは、公益財団法人である日本武道館をオリンピック・パラリンピックため増改築するにあたり、都が補助する問題点を取りあげました。
1964年の東京オリンピックの競技会場となった日本武道館は、国がお金を出して整備し公益財団法人として運営されています。都は、2020オリンピック・パラリンピックの会場として日本武道館が増改築するにあたり、武道館に補助金を出すためにわざわざ、「平成30年度オリンピック・パラリンピック再整備補助金交付要綱」をつくって対応しています。そして25億4千万円の内示を出しています。そもそも第一義的にお金を出すべき国です。ところが国は20億円です。しかも五輪経費のV2予算である6000億円の枠外で都は支出を決めています。
さらに、今回の補助では、帰宅困難者の受け入れをすれば災害対策に関する工事も東京都が補助する内容になっています。災害対策や帰宅困難者を受け入れるのは大事なことですが、オリパラ準備と防災対策の工事費用の内訳については、武道館の経営情報となるため答えられないというのです。
東京都は、帰宅困難者受け入れに関する協定を結んだスポーツ施設に対し、これまで耐震対策の補助はしたことがありません。ここでも武道館だけなのです。そして、武道館のある千代田区に聞くと、武道館との間で帰宅困難者の受け入れ協定については、具体的な話は今後だというではありませんか。
なぜ、日本武道館にだけ東京都が費用支援するのか、新たな問題が明らかになりました。今後さらに追求をしていかなければなりません。
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