こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。
日曜日は練馬の石神井公園で「てる姫まつり」。式典に出席すると、区議会議長はあいさつで令和、令和とくり返し、「皇紀2679年…」と言ったのには驚きました。その一方、まつり実行委員長は同じ令和でも世界では戦争があり国を追われる人がいるが日本は平和であり、この平和がずっと続いて欲しいと。20歳~30歳の年齢差がありますが、複雑な気持ちになった式典でした。
式典からただちに四谷にある新宿歴史博物館に向かいました。この日は日本語教育を考える会の講演会。「外国につながる子どもに対する日本語教育に求められる内容と方法」と題して早稲田大学大学院日本子教育研究か教授の池上 摩希子氏。私は遅れて参加し、あいさつをさせていただき、各団体からの報告も聞きました。
東京で暮らす外国人のみなさんは、55万人を超え、都内公立学校に在籍している子どもたちは約1万5千人にのぼります。
入管法の改正もあり、今後ますます、外国籍の子どもたち、外国につながる子どもたちが増えることが予想されるれるもと、国や自治体は保護者の労働条件、子どもの教育を受ける権利を最大限尊重する機会を保障することが求められています。
東京都は2016年度に多文化共生推進指針を策定し情報の多言語化や相談体制の整備、教育の分野では、都立高校における在京外国人生徒募集枠の設定や都立高校の入試案内パンフの英語や中国版の策定、などを行っています。
しかし、特に日本語指導が必要な児童・生徒の教育や支援については、都立高校への専任教諭や通訳の不足、高校入試も日本語のみであったり、何よりも、困ったとき相談したいときに総合的な対応ができる専門の部署がないことでたらい回しにされてしまうなどの状況が続いています。先日の報道では日本語指導が整っていない昭島市では公立高校の入学を断られるなど、子どもの学ぶ権利が奪われています。
子どもの権利委員会は「年齢、性別、民族的または国民的出身および経済的地位または在留資格の如何を問わず、自己の権利を享受する資格がある」ことを強調しています。
外国籍の子ども、外国につながる子どもにとって、「日本語」はいわゆる外国語ではなく生活のための2番目の言語として成長の根幹を支えるものです。
そして外国の子どもたちの支援は当事者たちのためだけではありません。言葉も習慣も分からなかった級友が周囲の支援により成長する姿を日本人の子どもが共有し体験することは豊かな心を育む教育にもつながると考えます。
東京で暮らし、学ぶ子どもたちの日本語教育や相談窓口の一本化を初めとした施策の拡充を進めるため、力をつくす
東京で暮らす外国人のみなさんは、55万人を超え、都内公立学校に在籍している子どもたちは約1万5千人にのぼります。
入管法の改正もあり、今後ますます、外国籍の子どもたち、外国につながる子どもたちが増えることが予想されるれるもと、国や自治体は保護者の労働条件、子どもの教育を受ける権利を最大限尊重する機会を保障することが求められています。東京都は2016年度に多文化共生推進指針を策定し情報の多言語化や相談体制の整備、教育の分野では、都立高校における在京外国人生徒募集枠の設定や都立高校の入試案内パンフの英語や中国版の策定、などを行っています。
しかし、特に日本語指導が必要な児童・生徒の教育や支援については、都立高校への専任教諭や通訳の不足、高校入試も日本語のみであったり、何よりも、困ったとき相談したいときに総合的な対応ができる専門の部署がないことでたらい回しにされてしまうなどの状況が続いています。先日の報道では日本語指導が整っていない昭島市では公立高校の入学を断られるなど、子どもの学ぶ権利が奪われています。
子どもの権利委員会は「年齢、性別、民族的または国民的出身および経済的地位または在留資格の如何を問わず、自己の権利を享受する資格がある」ことを強調しています。
外国籍の子ども、外国につながる子どもにとって、「日本語」はいわゆる外国語ではなく生活のための2番目の言語として成長の根幹を支えるものです。
そして外国の子どもたちの支援は当事者たちのためだけではありません。言葉も習慣も分からなかった級友が周囲の支援により成長する姿を日本人の子どもが共有し体験することは豊かな心を育む教育にもつながります。
東京で暮らし、学ぶ子どもたちの日本語教育や相談窓口の一本化を初めとした施策の拡充を進めることが必要です。
この記事へのコメントはありません。