駆けある記

特別支援学校50年

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

都立高島特別支援学校の50周年記念式典に出席しました。

50年前といえば、東京都は美濃部革新都政です。都は国に先がけて、障害児希望者全員就学の方針をたて養護学校(知的)を都内に整備しました。

高島特別支援学校は、その時に設立された学校の一つです。当初は高等部までありましたが、板橋養護学校設立で移行。以来、小学部と中学部を置く学校として運営されています。

中学部三年生があいさつ

式典では、中学部三年生が生徒代表として挨拶をしました。

学校の歴史を振り返り、多くの人に支えてもらい見守ってもらい、楽しく学校生活ができたこと。生徒会活動を始めて、みんなで投票方式でスクールカラーをピンクに決めたこと。その色は学校にある大きな桜の木を思い出すので、「さくら色」と名付けたと述べていました。生徒会活動をはじめたことは、生徒にとって自信となり社会性を身につけることにもなります。

学校新設で大規模化と間仕切り教室解消を

いま特別支援学校は、特に知的障害の生徒の増加で大規模化し一人ひとりに丁寧な学習や自立活動などが困難になっています。教室をパーテーションで区切り半分ずつ使う、図書室が教室に転用されてしまいなくなっているなど、普通校では考えられないような状況です。それだけに学校が生徒のために生徒会活動を支援し生徒の自主性を育む活動をしていることが感激でした。

東京都は、特別支援学校の整備計画をいまだに明記していません。一日も早く新設し、大規模化と間仕切り教室をなくすべきです。そのために、みんなで運動し、これからの論戦に力を尽くします。

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