駆けある記

オリパラ特別委員会と森発言

こんにちは、日本共産党と議会議員とや英津子です。

2月5日はオリンピック・パラリンピック準備特別委員会でした。

この日は森喜朗JOC会長の女性蔑視発言があった直後でもあり、また年末にV5予算が出て質疑が予定されおり、マスコミも多く傍聴・取材に来ていました。

森会長は発言の撤回はしたものの、反省は見られず世界からも批判の声が寄せられ、開催都市としてもとても恥ずかしいことです。オリンピック憲章は、はっきりと「男女平等の原則の完全実施」と述べており明らかな憲章違反です。

共産党からは畔上都議が質疑に立ち、局長にオリンピック憲章にもジェンダー平等にも反する発言であると厳しく質しました。局長は答弁で不適切な発言だと認めたものの、開催都市として会長に辞任を求めるべきと、質問をしましたが、すでに撤回している、安心安全に開催準備を進めるとの答弁でした。

こんなことで良いのか…。世界に冠たる国際都市などと言っている知事はどうするのか。世界でジェンダーギャップ指数が121というのもうなずける。などと考えながら答弁をききました。今日まで、様々な人たちが自分の考えを発信し、IOCも動きはじめ、ボランティアの辞退が相次いています。二階幹事長は、ボランティア辞退についても「また募集する」などとやめたくなるのは一時的なこと、思い付きであるかのような発言をしています。繰り返される不適当な発言に国民の怒りに火がついています。

この日、森発言について発言があったのは都ファ、公明、未来そして共産党でした。自民党と立憲民主は触れませんでした。

【今夏の開催は中止に】

共産党都議団は今夏の東京五輪は中止すべきと考えています。

1月26日、WHOが今年中の世界全体での集団免疫はありえないと発言したことなど現下の状況を考慮すれば中止し、コロナ対策に集中すべきと知事にも申し入れています。そして、新型コロナウイルス感染拡大を完全に抑え込むために、東京都の持てる組織力、財政力、知恵をコロナ対策に集中すること。国、組織委員会、IOC、関係機関に働きかけ、開催の是非についてゼロベースからの協議を開始すること。その際、アスリートの意見を十分に聞くようにすることを求めています。

この日の質疑では、都ファ、自民、公明、立憲、未来ともにオリパラ大会推進の意見でした。

 

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