駆けある記

安保法制施行5年のピースウォーク

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

今年は安保法制が施行されて3月29日で5年になります。ここから日本共産党は、大きく野党共闘へ舵を切り、安保法制・戦争法廃止、廃止立憲主義を取り戻そうと歩みを始めました。5年の節目、4月11日、練馬では大泉で集会とピースウォークが取り組まれ、私も地元のやくし前区議とともに参加しました。会場では土建の組合員さんはじめコロナでお会いできない人とも交流できました。また、岩瀬、高口両区議ともお会いし写真も一緒に撮ることができ、9条守れの声を超党派で上げていこうと改めて決意した集会でした。

私は、以下のような挨拶をしました。要旨を紹介します。

安保法制・戦争法施行から今年で5年。いよいよその危険性が露わになっています。

安保法制の具体化にともない日米の軍事一体化が急速に進んでいます。自衛隊が米軍の艦艇あるいは航空機を守る武器等防護、2017年の二回から昨年25回と急速に増えている。武器を使用するから紛争に巻き込まれる危険性が高いにもかかわらず、政府から発表されているのは回数のみ。活動内容、場所も公表されていないのは重大だと思います。安保法制運用段階に入って以来日米共同演習の内容も規模も大きく変化。アメリカの空母と海上自衛隊との共同演習、米軍の戦略爆撃機と航空自衛隊の共同訓練の急増、南シナ海での共同演習もくり返されています。2018年に行われた日米共同行動実働演習は自衛隊約4万7千人、米軍約9500人が参加するなど大規模化。日米2+2会合では、米中対立を巡り日本が軍事的役割を強化することで合意。軍事費は9年連続の増額5兆3千億円。いずもの空母化、最新鋭ステルス戦闘機F35の導入、イージスシステム搭載艦等々際限なき軍拡が進められてきた5年間でした。その一方的で福祉・くらしが削られてきた。

コロナの感染拡大が止まりません。菅首相と小池知事の責任が問われる。一体なにをやっていたのかと言わなければならない。私たちは、検査の抜本敵強化を求めている。

そういうときに、憲法審査会が開かれる。コロナの対策に集中しなければならない時に、憲法の改正を行うために、発議をするための設置された憲法審査会を動かしていく。国民から求められてもいないのにやっている場合かというのが私たちの立場。

左から薬師前区議、とや、岩瀬区議

憲法9条まもれ、安保法制・戦争法廃止を求め皆さんと力を合わせる決意を申し上げ、あいさつとさせていただきます。

雑感

今日は朝から雨が降ったり止んだりでした。午前中に入院していた母が退院するので迎えに行きました。元気で退院できて良かった。夕方まで坂尻区議と地域を宣伝カーでまわり、何箇所かで演説しました。ふと振り向くとずっと聴いていてくれた人がいました。嬉しいことです。

終わった後は「としまえんの未来を考える会」へ。ここでの議論を聴いていて、

住民が主体になってまちづくりを考える。話し合いを行う中で、学校の時間割のように当たり前のように決められていた制度のおかしさに気づき、暮らしやすいように変えていかなければならない。地域でこそ多様性は生まれる。

岡野八代さんが言っていたこの言葉を思い出しました。

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