駆けある記

デフリンピックを契機にさらなる共生を

こんにちは、東京都議会議員練馬区選出とや英津子です。

普段、火曜日の朝、配信していますが、今日はイレギュラーで。

11/15はデフリンピック開会式でした。私は前期までデフリンピックの事務局である東京都スポーツ文化事業団の評議員をしていた関係もあり関心をもってきました。

文教委員会でも少し取り上げてきましたが、開会式を無事迎えられたことに感慨深いものがあります。

パリで初めて第一回夏季大会が開かれたのが1924、東京大会は初めての開催であり100周年の節目にあたります。

約80の国や地域の選手団が入場してきたときは会場は「サインエール」でわきあがりました。そして何より私が感動だったのは紛争地域からも外交上の課題をかかえている国もみんな開催を喜び、会場が一体になったことです。

政治の界隈では、高市首相が台湾有事をめぐって「存立危機事態」と発言したことで中国との対立を深め、軍事的緊張が高まっています。この発言がどれだけ波紋を呼んでいるか首相自身自覚するべきです。国民の中には中国への批判もあり、大使の発言は問題ですが、それでも中国の選手団が会場に入るとみんなで歓迎のエール。また、ウクライナからも参加があり、選手団の明るい笑顔は現地の人々をどれだけ励ましたでしょう。イスラエルからも参加がありました。アメリカの選手団も日本に次ぐ規模の参加でした。国や地域によって、参加人数に差はありますが、こうした大会を機に聞こえない・聞こえづらい人々とのつながりをつくり、どの国も参加できるようになれば世界の紛争を解決する力になり共生社会が進むのではないでしょうか。

聞こえない人も聞こえづらい人も聞こえる人も心ひとつになった開会式でした。ちなみに入場行進を迎えたのは、練馬の「だいこん連」の阿波踊りでした。

今年はデフリンピックの前、夏には世界陸上も開催されました。

スポーツの問題について、議会で取り上げ誰もが気軽にスポーツができる環境を東京で作る立場で質問しました。また、世界大会への税金の拠出についても問題点を指摘しています。

パンフを出していますので、ご覧ください。

https://www.jcptogidan.gr.jp/download/9362/

 

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