駆けある記

手をつなぐ親の会盆踊りに参加して考えたこと

 昨年は大雨に見舞われ、会場が水浸しになり急遽中止となった手をつなぐ親の会の恒例の盆踊りですが、今年は晴天に恵まれ、無事開催されました。
 毎年ご案内をいただき、障害児をもつ保護者のみなさんの苦労や活動の様子にふれる機会とさせていただいています。
 
 障害者自立支援法が今もって廃止されず、多くの当事者や家族が怒りをもっています。裁判闘争に一応の決着がついたのもつかの間、民主党政府は当事者の意見も聞かず、自民・公明、社民などとともに事実上の自立支援法延命につながる法案づくりまでする始末です。廃案になったとは言え、これまでつみあげてきた当事者との信頼関係を裏切るものです。
 こうした状況のもと、親の会はじめ障害者団体など関係者のみなさんは少しでもとりまく環境をよくしようと努力されていることが、心を打ちます。
 たとえば親亡き後の子どもたちをどう守るのか、重たい課題です。
 成年後見制度がありますが、まだまだ充実している状況とはいえず、実行力ある制度の拡充が求められます。
 こうした制度についても学ぶ機会を設け、今月24日には学習会があります。
 残念ながら、私は会議でいくことができませんが、一歩でも障害児とそのご家族、関係者のみなさんが安心できる環境をつくることが必要と考えています。

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