駆けある記

子どもの貧困、ネットワークで発見ー「いつでも元気」誌から

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。

私が購読している民医連の雑誌「いつでも元気」に子どもの貧困問題が特集で掲載され、練馬のことも載っています。

全国の民医連病院でのケースカンファレンスから見えてくる貧困を取り上げています。長野県飯田市の健和会病院。脳卒中で40代の母親がリハビリで来院。父親も無職で子どもはぜんそくで半月学校へ行っていない家族。他職種で患者の経済状況にも目を配るカンファレンスを実施しています。 doc00614520160426184914_001

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京都の、かどの三条こども診療所は「貧困の連鎖」のなかで育つ子どもがたびたび来院。三歳になるA君は生後7ヶ月で胃腸炎で入院。20代前半の母親は、幼少時にてんかんを発症し知的障害もある。自立生活ができないまま出産。来院のたびに生活指導と母親の成長を支えている。などの取り組みが紹介されています。

ねりま子ども食堂の取り組みも紹介されていました。

長野・健和会病院の和田浩医師は、初めて子どもの貧困に気づいた時のことを記事のなかで述べています。何度言っても定期受診にこない親子が実は経済的困難を抱えていた。窓口無料の大事さを感じたこと。困難をかかえる親子には、自己肯定感を高める支援の必要性があること。そして根本には政治の問題があるということです。

本来幸せになる権利をもって生まれてきた全ての子どもたちが、健やかに安心できる環境で育つことを保障できるように支援していきたいと思います。

この記事はとても勉強になりました。機会がありましたら、ぜひお読みください。

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