駆けある記

豊洲市場を認可すれば禍根を残すー農水大臣に申し入れ

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

午前中の相談を終え、ひと頃と比べるといく分涼しくなったので桜台の事務所から練馬区役所まで歩きました。歩くと顔見知りの方、こちらが知らなくても挨拶をして下さる方々にお会いできるのが嬉しいです。

昨日は、「これでいいのか豊洲新市場移転 築地を守れ!緊急集会」が飯田橋の消費生活センターで行われました。豊洲の開場予定日を10月11に控え、日本消費者連盟が主催して行ったものです。

はじめに東京中央市場労働組合 執行委員長の中沢誠さんから「築地市場の移転問題とは何か」と題して講演があり、本間慎東京農工大学名誉教授から「高濃度土壌汚染が残る豊洲市場」の報告、その後、質疑応答・発言・交流という内容の集会でした。

私は、次の予定もあり中沢さんの講演の途中で退席しましたが、会場一杯の参加者の熱気をじんじん感じました。

この時期、築地の関係者はじめ都民は、小池都知事の公約違反、高濃度の汚染が除去できないのに「安全宣言」をしたことに怒りを持ち、1世紀近い歴史に幕を閉じることを了承などしてはいません。都議団は毎回の定例会で、必ず築地市場の移転に関わる問題を代表質問で取りあげてきました。問題をどのように質問として実らせるか、地下水の汚染、井戸からの地下水のくみ上げの効果の検証、ICOMOSにも登録されたアーチの建造物をどう守るのかなど論議をしてきました。私自身も7月末には、練馬の地域のみなさんんと築地市場の見学ツアーをおこない、古い建物で老朽化もしているけど、営々と引き継がれた温もりのある市場を目に焼き付けてきました。環状2号線は不自然に曲がり、見学者からは「通さなくてもいいのに」などの意見も。築地を残したい、開場日を迎えさせてはいけない。そんな思いで会場を後にしました。。

本日、日本共産党都議団は笠井亮衆議院議員、宮本徹衆議院議員、吉良よし子参議院議員とともに、齋藤 健農林水産大臣あてに「豊洲市場を中央卸売市場として認可しないことを求める申し入れ」を行いました。齋藤大臣本人が応対し、認可条件に合致するか慎重に判断をしていく、と答えています。申し入れ文書は「豊洲市場を中央卸売市場として認可しないことを求める申し入れ」から。

 

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