後期高齢者医療制度ができて約3年、今年は各自治体が保険料滞納者に対して一斉に短期発行の判断をしています。廃止後に向けて新たな制度が検討されているところですが、ここへきて練馬区は360人からの方々に短期証を発行していることがわかり、過去のブログでもお知らせしました。
この事態を受け、練馬社会保障推進協議会の方々とご一緒に、高齢者への短期証発行はあまりにも無慈悲なやり方として、発行をとりやめるよう申し入れを行いました。
区は、後期高齢者広域連合の指示どおりにやっている、短期証はペナルティではないと説明します。
しかし、参加者からは「短期証を発行する以前に滞納者へのていねいな接触をはかるべき」「まず短期証を発行してから、相手の出方をみるというのは、目線がどこに向いているのか」「病院の窓口で短期証を出さなければならない人のことを考えてほしい」と、区のやり方に批判と怒りの声をあげていました。
これに対し、区は短期証は減らしていきたいとしながらも、滞納者との接触をはかる一つのツールと考えている、発行はやめないと回答しました。
明らかなペナルティ的な考えです。
しかも、他の区はほとんど発行をとりやめ、23区では練馬区を含めいくつかの区しか発行しておらず、練馬区のように数が多いのも異常です。
私たちからは、高齢者の命と健康と尊厳を守り、機械的な発行は取りやめるべきと強く主張しました。
9/14の本会議は、区議団から有馬豊区議が質問に立ちました。
内容ついては、後日答弁とともにお知らせいたします。
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