1947年(昭和22)に都市計画決定された大泉学園駅近くを通る、補助135号線と232号線の道路計画。
この計画線の上に練馬区立大泉第二中学校が建っています。道路はもろに学校の敷地内で交差し学校の中に交差点ができてしまう形になり、保護者、近隣住民はじめ多くの人たちが不安や批判の声を上げていました。
練馬区はこの間、この問題を長年解決することなくきてしまったことで、今になって道路計画と教育環境をどうするか大きな矛盾をかかえています。
区は先行して135号線の整備を長期計画に位置づけ、計画を推進しようとしています。一方、区立中学の敷地内に交差点ができるなどということは前代未聞とも言え、多くの人たちから批判されても仕方ない状況です。
過去、いくつか検討案が提案されてきましたがいづれも実施困難ということで取り下げられてきました。
今日は、区議会環境まちづくり委員会で新たな2案が示されました。
委員会終了後、資料をもらって見てびっくり。
「人口地盤案1」
敷地の真ん中に135号線を通し、道路の上部にのみ人口地盤を構築、学校は分断されてしまいます。
「人口地盤案2」
道路計画の片側全てに人口地盤を構築、やはり分断。
いずれも道路計画先にありきの案で、とても区民の納得が得られるものではありません。しかも、もう一つの道路計画である232号線については、後から考えるというのですからひどいものです。
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