練馬区では、昨年から実施している東京都の「東京都地域子育て特別支援事業」を活用して子どもの施設(保育園や小中学校)の給食用食材の放射性物質を検査しています。
昨年度は年3回実施したこの検査、今年度は1回に減らすことが明らかになっています。
福島第一原発は未だ収束にはほど遠く、貯留タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏れだしています。その量は過去最高で推計300トン。漏れた汚染水には全部で24兆ベクレルの放射性物質が含まれています。土壌へしみ込んだ汚染水は海へ流出する危険性も指摘され、海洋汚染の心配はぬぐえません。
こうした時に子どもたちが口にする食材の検査を縮小する東京都もそれに従う練馬区へも「何を考えているのか」という声が上がって当然です。
子育て世代の方々からは、放射能測定などの取り組みを継続して目を離さずやって欲しいとの要請もあります。
都議団とも連携し、拡充を求めていきたいと思います。
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