駆けある記

LGBT学習会ー平良愛香さんを招いて

こんにちは、日本共産党練馬区議とや英津子です。

4月4日の夜、LGBTを考える学習会「多様な生き方を認める社会をー練馬区議会における差別発言問題を考えるー」が開催されました。講師は平良愛香先生(平和を実現するキリスト者ネット代表、立教大非常勤講師)。

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きっかけは昨年の第四回定例会での自民区議の性差別発言。区民からは発言の撤回や謝罪をとの声が上がり、区議会には陳情も出されました。

学習会では、平良さんの生い立ちから始まり、現代社会の常識がいかに性的マイノリティの方々などを傷つけているかについて話されました。

ゲイであることを公表している平良さんは、両親に打ち明けた時のことも話され、「あなたらしく生きなさい」と言ってくれた言葉が支えだと言います。多くのセクシャルマイノリティの人たちがカミングアウトは「命がけ」と考え悩み、自ら命まで絶つ人もいる中、もっともっと認識を改める必要を強く感じました。

またカミングアウトを5段階に分け、第一段階は、悩みを友人に打ち明ける、第二段階は、本当の私を知って欲しいと話す、第三段階は、差別しないで欲しい、第四段階は、性的マイノリティの人たちへのエール、そして第五段階は、問いかけです。人間は男女の二種類でわけることなんてできないことも図を書いて教えてくれました。

私たちには、横にいる人がもしかしたらセクシャルマイノリティかもしれないということが、いつも意識できるか問われているようです。

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今、全国でツイッターやブログなどで保守系議員の差別発言、暴言が相次いでいます。この背景には、明治時代の富国強兵政策、「男は女より上」という考え方が根底にあります。憲法13条に規定された人権尊重、幸福追求権を侵し、差別をする姿は戦争する国づくりに急ぐ安倍政権を彷彿させます。

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