こんにちは、練馬区議・都議予定候補とや英津子です。
練馬区の保育所申し込み状況が明らかになりました。驚きの数字です。
募集枠3,915人に対して「第一次希望数」は、5,130人。それぞれの年齢の待機児を合計すると1500人を超える子どもたちが入園不承諾になる計算です。昨年の同時期でみると、1499人が一次募集であふれていることからみると、昨年を超える深刻な状況です。
そして特に深刻なのがこれまでと同じ1歳、2歳です。公立園では1歳で、募集枠494人に対し944人、2歳で153人に対し384人の申し込み。私立では、1歳で549人に対し843人、2歳で282人に対し405人という状況です。3歳以降は空きがでています。
一方、その他小規模や家庭的保育などの施設でみると、全体では募集枠175人に対して93人の申し込み。
保護者は、就学前までの保育を実施する安定した保育施設を望んでいるのがわかります。練馬区は今年度、待機児ゼロ作戦と銘打って、1000人規模で定員を拡大しましたが、そのほとんどが小規模で2歳までの保育です。保護者のニーズに合っているというよりも区の都合でしかないと言わざるを得ません。
これから、各家庭には入園承諾、不承諾の結果が送付されますが、親にとっては4月以降の生活がかかっており、安心して働き続け、子育てしたいという願いは今年も高嶺の花になるのでしょうか。
私の所にも、多くのお母さんが必死の思いで保育所探しをしている状況が伝わってきます。わらにもすがる思いで、ご相談にみえます。一刻も早く、誰もが保育所探しをしなくても入園できる保育園を選ぶことができるように力を尽くしたいと思います。
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