駆けある記

保育所待機児なくせ!-キッズパレード

こんにちは、都議予定候補とや英津子です。

5月28日(日)、区内で練馬父母連主催の「キッズパレード」が行われました。練馬区の保育所待機児童数が発表された直後でもあり、関心のある保護者や保育士、私たち議員も参加しました。

区の発表した今年4月の待機児童数は48人。しかし、認可や小規模に入れなかった子は830人でした。なぜこんなに数に乖離があるのか。

そのからくりは、認可外に入った241人、「特定園のみ希望」369人、「育休中」172人を差し引いているからです。
「特定園のみ」は「通える範囲にあるのに希望しなかった者」で理由があってこの園は希望しなければ「わがまま者」扱いし待機とは見なさないというもので、これだけで半減してしまいます。
「育休中」も復職したいのにやむを得ず延長した人たちです。

本来、待機児数は830人と発表すべきですなのに、この間少なく見せようと待機児童の定義を変えてきています。
こんな解釈で例えゼロになっても、認可園を希望する多くの保護者は全く喜べないし、実態を見えなくしてしまいます。
認可園に入れなかった数に目を背けないで対策をしなくては、本当の解決にはなりません。

国は今年度から待機から外された育休中の子どもについて、親の復職希望が確認されたら待機に含めるとしました。入れないから育休を延長しているのに変な話ですが、練馬区はそれすらも確認が大変などとして待機児童に含めません。

練馬区ではせっかく時間をかけてニーズ調査までしたのです。しかし、親の願いに応えた待機児童解消策から目をそらす練馬区の姿が透けてみえます。

キッズパレードでは待機児童なくせ!民間委託やめよ!保育士の給料あげよ!などシュプレヒコールして練馬駅の周辺をパレードしました。

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