駆けある記

オリパラ後の神宮外苑再開発

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

東京土建練馬支部の「味噌づくり」に参加しました。手作りの味噌は美味しくて10Kg仕込みました。めったに分会の人たちとの交流ができないだけに、意見や要望も聞けて良かったです。

午後から、用事で青山通りから明治神宮外苑の付近を通りました。明治神宮外苑は2020年以降、再開発が予定されており、新国立競技場を目の前に見て先日聞いた話を思い出しました。

月曜日まで「(仮)神宮外苑地区市街地再開発事業」に係わる環境アセスが実施されています。計画をみると改めて驚きます。有名な銀杏並木、樹木が鬱蒼と茂っているエリアに2階建て、高さ15メートルの商業施設棟の建設。神宮球場とラグビー場は入れ替え、新しい野球場整備。伊藤忠本社ビルは190メートルの超高層ビルに建て替え、複合棟は185メートルと70メートルのビル。並木の近くにホテルも建設される。

この計画では、銀杏並木の西側一帯が都市公園から削除される可能性もある。

中沢新一氏は著書「アースダイバー」の中で「ゼネコン、広告代理店、スポーツ業界、‥政治家たちをエージェントにして現代資本主義の濁流が、‥お金の原理で動かされる究極の世界の奔流が緑の杜に流れ込んでこようとしている」と述べています。

オリンピック・パラリンピック以降の再開発が本格的に始まり、規制緩和で地価は高騰し不動産業者をはじめ事業者に莫大な利益になるのではないか。そのために税金はいくら使うのか、事業者の儲けのためにいくらでもまちづくりのルールを変られるのではないか。都民からは危惧の声が上がっています。

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