駆けある記

核兵器禁止条約3周年ー「黒い雨」裁判勝利

こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。

今年6月、原爆訴訟の判決がでました。広島高裁控訴審で原告11人のうち5人が原爆症と認められました。6名はいまだに認められていません。

そして本日、「黒い雨」裁判では広島地裁が84人全員を被爆者として認定し、被爆者健康手帳などの交付却下処分が取り消されました。

いったいつまで闘えばいいのか。

今年で被爆75年、7月7日で核兵器禁止条約国連で採択されてから3年目を迎えましたが、先日届いた「東友会」ニュースを読んで、改めて日本政府の理不尽さに憤りを感じています。

記事には核兵器禁止条約署名国と批准状況が掲載されていて、署名は81カ国、批准は40カ国ですが、日本は背を向けたままです。この日本政府の姿勢が被爆者を苦しめ、いつまでも裁判をしなければならないのだと思います。

東友会ニュースには東京都主催の「原爆犠牲者追悼のつどい」が10月4日に決定とありました。コロナ感染が広がるもと、無事開催できるように都に対しさらに対策の強化を求めていきます。

【雑記】

今朝、大江戸線で都庁へ向かう途中、乗客の持つ携帯から緊急事態を知らせるアラートが一斉に鳴り出しました。地震速報で電車は止まり、しばらく動かない。会議の時間がせまっており、あと5駅くらいなのに降りて、中野駅ゆきのバスに乗り、JRで新宿に出て都庁にようやく到着したのは11時半。かなりのロスでした。電車に閉じ込められている時間、3・11東日本大震災を思い出しました。

最近受けた相談。50才の息子さんが孤独死、母親のHさんから。もうすぐ3週間になるのですが、まだ身元が確認できず遺体が戻りません。弁護士さんと今後の処理を相談していますが、母親は眠れない日々です。

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