駆けある記

生徒を守るためにー都立高校のコロナ感染から

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

都立高校でクラスターが発生したとの報道がありました。SNS上でも様々な意見や憶測が飛んでいます。SNSは本名も住所も連絡先も名乗らなくてよいため、心ない投稿も散見されます。

感染対策を万全にやっていたのか、遠征するからいけないのだなどをはじめ誹謗中傷、コロナとは関係ないのに学校そのものの批判まで。

都内では様々な施設で感染者が出ており、いまは誰でも気をつけていても感染する可能性があります。それだけ無症状の感染者が広がっているのです。高校生については広い地域から通学するためリスクも高い。感染したのは気をつけていなかったからなどと誰も言えないのではないでしょうか。

全国高校ラグビー大会はコロナで開会式は中止、花園は無観客で行われましたが史上最多の63校が出場し、62試合を無事終えました。二度と来ない高校生活の中で、最高の試合を終えたという選手の姿がまぶしく、本当に無事に試合ができて良かったと思いました。高校サッカーも開催されています。これも無事終了。

一方、クラスターが発生した学校とその生徒たちの感染対策とどれだけの差があったのか…、部活動はコロナ禍で感染しないようだれもが気をつけています。ましてや試合を前にした生徒が無謀な行為をするでしょうか。都教委からの報告でもそうした事実はありません。私は、感染対策に抜かりがあったのかなどの問題より、今は誰でも「感染リスクがある」。このことを前提に考えるべきだと考えます。

そして、緊急事態宣言まで発出することになった経過を振り返れば、誰に責任があるか明らかではないでしょうか。

いまやるべきは生徒を守るため、学校では節目には生徒と教職員にPCR検査を行うべきなのです。分散登校や時差通学など感染から生徒を守るための対策を徹底することとです。これは都教委の責任です。

仮に感染しても感染者が悪いかのような扱いは絶対にするべきではない。ゆっくり療養できる環境を保障する、そのために医療や保健所を全力で支援することです。

コロナ感染拡大が一日も早く収束するよう力を尽くします。

 

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