こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。
春は卒業式・入学式が目白押しです。今年、私は議会で大忙しのため3月の卒業式は参列できませんでした。
せめて入学式はと思い、昨年うかがった都立練馬特別支援学校の入学式に参列しました。
今日は遅れての配信です。
練馬特別支援学校は現在、高等部のみ設置され普通科と職能開発科があります。この学校はもともと石神井聾学校として、聴覚障害をもつ子どもたちが通っていた学校でした。
しかし文科省は、障害児諸学校は盲学校、聾(ろう)学校、養護 学校というように、障害種別に設置されてた学校を「特別支援学校」に一本化しました。当時、専門教育より名称変更が先行した形となり、批判の声も多く寄せられ私たちも意見を述べてきました。
そうした経緯を経て、2012年(平成24)に知的障害を持つ生徒が通う練馬特別支援学校としてスタートしました。
入学式では、生徒一人ひとりが名前を呼ばれ、「ハイ」と答え起立します。名前を一人ひとり呼ばれるというのは当たり前のようですが、フルネームで呼ばれることはあまりなく、自分がいまここに居ることを実感することになるのではないか、生徒の声を聞きながら考えていました。
今年の入学生は、普通科61名、職能開発科20名で計81名。学級数は11学級です。二年生、三年生と合わせると220名29学級となります。
特別支援学校の大規模化が進むもと、ちょうどいい規模です。しかし、今後さらに生徒増が見込まれ、教室不足になる懸念もあるということでした。
東京都は大規模校に生徒を詰め込むのではなく、中・小規模の特別支援学校を増設しきめ細かな教育を保障すべきです。
校長室で式を待あいだ、校長先生に「鍛」という色紙があったので理由をお聞きすると、かつてはルール違反なとの生徒がいると反省文などを書かせていた、その内容を記載したものがあったらしいのですが、やめたということで、代わりに掛けているということでした。(間違っていたらすみません)とても大事なことだと思います。

式がはじまり、校長先生の歓迎のあいさつでは、礼節・知識・身体という校訓について説明。社会人としても身につけて欲しいと述べていました。また、相談することが大切である、うまくいかないこともあるが周りに相談して欲しい、少しでも気持ちが楽になることもある、頑張ってみようという気持ちにも慣れるとおっしゃっていました。都立高校の卒業式・入学式には何度も行っていますが、特に特別支援学校の先生からは思いやりのある言葉が伝わってきます。
生徒の言葉
教育委員会からも挨拶があり、その後は迎える生徒、入学する生徒の代表がお互いに壇上であいさつします。
在校生の言葉は二年生。昨年の入学式のこと、この学校のいいところとして「お互いに仲間を思いやれると、学校生活については職能科の説明、社会に出るための実習のことなどが語られました。そして高校生活を楽しくするためのアドバイスとして「お互いに認め合うこと」違いを認め合おうというのです。一人ひとりの個性を尊重するということを意識した言葉が素晴らしい。そして一緒に最高の高校生活にしていこうと呼びかけました。
入学生からは、練馬特別支援学校を見学したこと、職能科で頑張りたいと入学を楽しみにしていることを話していました。もう一人の入学生は、高等部で頑張りたいことは、清掃でポリッシャーをうまく使えるようになりたい、見学した際、先輩がうまく使っていたと。同じ趣味を持つ仲間と語り合い、かけがえのない時間を過ごしたいと自分の気持ちをあいさつに込め、いま私の心臓は新幹線のような早さでドキドキしていると、豊かな表現も披露してくれました。
この挨拶は先生が少し添削をしたそうですが、心打たれる内容でした。生徒さんたちに心からエールを送りたいと思います。

校門の前で、校長先生が撮って下さいました。ありがとうございます。
社会はまだまだ障害者にとって安心して生きられる環境が整っているとはいえません。練馬特別支援学校でたくさんの友人をつくり楽しく学び、自信ををつけて欲しいと心から願います。
当日は桜が残っており、生徒を歓迎してくれていました。式終了と同時に雨がポツポツ、少し濡れながら学校をあとにしました。







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