何よりも人と自然を大切にする練馬区をめざす区民集会

 練馬区民が、自治体職員とともに区政のことを考え、学びともに行動する機会となる区民集会が区内各地で行われています。私は、1月23日「子育て・教育」と、1月30日「まちづくり」の分科会に参加しました。子育て分科会の講演について報告します。
  
子どもの貧困・求められる保育園増設
世取山洋介(新潟大学准教授)の講演から
 江東区で取り組んできた「こうとう保育プロジェクト」の報告からはじまった分科会でしたが、保育園や学童の父母団体をはじめ、自治体労働組合から保育園、学童クラブ、保健師、学校調理など子どもに関わる職員が参加し、世取山先生の力を借りてプロジェクトが発足したと聞き、まず思ったことは練馬でもこんな取り組みができるだろうか、ということでした。
 このプロジェクトの取り組みは、「子どもの権利を最優先に江東の保育・学童保育の政策を創り、区民の保育要求の実現を目指したい」から始まっています。
★区内すべての保育園・地域を歩き実態調査
 2ヶ月かけて江東区内の94カ所の保育園(区立、認証含む)を調査し、区立・私立・認証の環境の違いなどを調査・研究し、子どもの成長する過程において必要な活動がバランスよく行われることが大事であり、設置者・運営主体で大きな違いがあることなどがわかりました。
 子どもたちの一日を調査し、運動量・消費カロリーから現在の保育環境がどのように子どもたちに影響を及ぼしているかの調査も行われたそうです。
 園庭のない保育園には早急に園庭・ホールを設置すべきであり、子どもの成長に不可欠なことも報告されました。
アンケートからみえてきたこと
 今、自治体では公立保育園の民間委託が進んでいます。その理由は「親の多様な要求や働き方に対応するため」としています。ところが親の願いを明らかにし、事実を検証していくにつれ、「民営化政策はやっぱりおかしい」という結論に達したそうです。
 理由の第一は、こどもの権利はすべての子どもに共通している。親の願いは多様ではなく、一緒だということ。働き方は多様であっても子育て施策を「多様化」することにはならない。
 第二は、公立、私立、認証などとの間にある人的な条件や物的な条件の格差があまりにもおおきく、「多様化」という言葉をもってしても許されるものではないということでした。

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