中小業者の方から相次ぐ切実な声が寄せられています。
不況が長引き仕事が激減する中、家族を支えなければならない、生きていかなければと仕事確保の努力を必死でしていてもなかなか見つからない状況です。
こうした声を受け、議会で繰り返し小規模事業者登録制度の創設を求めてきました。
この制度は、電子入札の登録資格を持たない中小業者のみなさんの受注機会を拡大する目的で、小破修理や物品購入など少額なものを、区が地元業者に発注する制度です。
全国で大きく広がり、2007年、練馬区もとうとうこの制度を実施しました。
ところが、制度がやっとできたにもかかわらず、地元業者になかなか仕事がまわらないとの声も寄せられていました。区はこうした状況がありながら、実際どのくらい登録業者に仕事がいっているのか実態をつかむこともしませんでした。
今議会では、制度の効果の検証を求めるとともに、受注機会を増やすため各課への指導などを要求しました。
これに対し区は、詳細な分析は来年度から実施する新財務会計システムの中で行うが、今年9月に制度運用の現状を確認すること。登録業者には制度の仕組みの周知と庁内各課に対して制度の一層の活用を改めて徹底することを約束しました。
今後、中小業者のみなさんの仕事が少しでも増え、商売をつづけていくことができるよう、さらに力を尽くしたいと思います。
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