駆けある記

薪能へー能楽もコロナの影響が

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

夕方から、練馬区立石神井松の風文化公園で催された薪能に行きました。能と狂言を観るのは久振りでした。最後が水道橋の宝生能楽堂で昨年でした。

今回は、新型コロナ感染対策の最前線で頑張っている医療や介護、福祉の関係者を招いての催しでした。なるほどと思います。仕事の労をねぎらう意味でも良い取り組みだと思いました。同時に、エッセンシャルワーカーのみなさんの実際の暮らしを守るための方策の充実ももっと強化する必要があると思っています。

今日の作品は、狂言が「髭櫓」能が「羽衣」です。酷暑から一転、夕方は涼しくなり、秋の虫が鳴いて季節を感じた一時でした。

狂言は、野村万作氏が大ひげの男を演じ、野村萬斎氏が妻。大ひげ自慢の男が大嘗会の犀の鉾を持つ役に選ばれたが、装束の用意をするお金もないので、妻が自慢のひげをそり落としてしまえと言い出し、夫は怒って妻を追い出す。仕返しに妻が近所の女房たちを連れてやってきて夫のひげを落としてしまうという物語。威張り腐った夫を妻たちが退治するという痛快な話でした。楽しませていただきました。

羽衣は、だれもがよく知る物語。三保の松原で見つけた美しい衣を持ち帰ろうとする漁師に対し、天人の羽衣だから元へ戻すように呼び止める女、天女。返された羽衣をまとい、舞ながら消えてゆくという話。首を動かさず、足を浮かせず演じる姿、能面が暗くなってきたあたりの景色と重なり、幻想的でした。

能楽堂もまた、新型コロナで多大な影響を受けています。都議団は関係者から訴えをうけ、この間申し入れを行ってきました。おかしな線引きをせず、全ての事業者に保障すべきです。

都議団の申し入れ

感染拡大防止協力金に公益財団・社団法人を加えることを求める申し入れは

こちら。

 

 

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