駆けある記

福島原発敷地内にプルトニウム

 練馬区議会議員のとや英津子です。
 今日の報道で福島原発の敷地内からプルトニウムが検出されたことが明らかになりました。
 プルトニウムってどんな物質?
 そんなに危険なのか…。と思って新聞を読んでいるととんでもないことがわかりました。
 プルトニウムは、おもに原子炉の運転中に燃料のウランが中性子を吸収した結果できるようです。
 (なぜ中性子を吸収するのか、プロセスも含め理解できませんが…)
 核兵器の材料にもなる危険な物質であるとともに、プルトニウムによる環境汚染には重大な危険性があると書いてありました。
 重大な危険性とは具体的になんなのでしょうか?
世代を超えて影響
 プルトニウムの特徴は、ウランと比べて放射能がケタ違いに高いこと。
さらに、今回検出されたプルトニウム240、同239は半減期が数千年~数万年もあり、人類にとっては世代を超えて影響を及ぼすことになります。放出を最小限に抑える対策と長期の監視が必要です。
 人体への影響としては、今回検出された3種類とも体内被ばくの危険性が問題になります。
 体内にとりこまれると、大部分が肝臓と骨沈着し、長期間にわたって周辺の細胞にアルファ線を照射し続け、発ガンを誘発すると考えられています。
 なんてことだ、孫子の代まで原発のつけを残すわけにはいきません。

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