駆けある記

教科書発行者と教員の接触について

こんにちは、練馬区議会議員とや英津子です。

本日の文教児童青少年委員会での報告事項の一つが、教科書発行者との不適切な接触についてでした。4月の始めにマスコミでも取り上げられた教科書会社が検定中の教科書を教員らに見せていた問題で、教育委員会の調査結果と今後の方針の資料が示されました。

ここ数年、教育関係者や保護者、市民は教科書採択問題では子どもたちによりよい教科書をと、運動をしてきました。採択時には、大勢の人たちが傍聴に訪れ民主的な教育を求めてきたわけです。

ところがこうした関係者の願いをよそに、練馬でも教員と教科書会社の接触が金品をともなう形で行われていたとすれば、区民から批判の声が上がるのは当然で、あってはならない倫理上の問題を大きくはらんでいます。

今日の報告では、教科書発行者と不適切な接触等をしていた該当教員は小学校でのべ30人、実人数で22人、中学校のべ19人、実人数16人でした。

接触等の状況は、教科書発行者の求めに応じて検定前の教科書を閲覧し、食事や謝礼等の帝京を受けていた人数は全体で48人、そのうち教科書の種目別に調査研究をおこなう調査委員会の委員は13人です。

特に、調査委員は区の教育委員会から諮問をうけた教科書協議会のもとで、具体的に教科書の内容を調査し、意見をする任務を負っています。練馬区は、他区と比較しても人数が多く、小学校長は5人、主幹9名、主任5名、中学では校長が6名、主幹4名、主任3名と主任以上で多く関わっています。

区教委は、区民の信頼を損ねない問題として再発防止に努めることを明らかにしつつ、採択に影響を与えたとは言えないという結論でした。

しかし、練馬区は教員が検定中の教科書を閲覧し謝礼を受け取った翌年、教科書が変更になっていることから、影響がないという結論は疑問に感じました。

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