駆けある記

誰もが幸せになる権利を持っているー手をつなぐ親の会

こんにちは、練馬区議・都議予定候補の、とや英津子です。

今朝は、冷え込む中上石神井駅北口でご挨拶。その後「練馬手をつなぐ親の会」の新年会に出かけました。

手をつなぐ親の会は、1953年(昭和28)障害のある子どもを持つ親たちがお互いに悩みを打ち明け、励まし協力し合うことを大きな目的として、また区内の施設に入所している知的障害者(児)とその家族の幸せを願って運動している歴史ある団体です。

私は、区議会議員になる以前から故管野前会長とはご縁があり、おつきあいをさせていただいてきました。

毎年行われる総会そして新年会に出席しご挨拶しています。今日は、成人式と還暦のお祝いも一緒にしました。一人一人スライドで幼い頃の写真が写し出されると、私も目頭が熱くなりぽろぽろ涙でした。

会長からは、相模原のやまゆり園の事件にふれとてもショックで傷ついたこと、障がい者へのより一層の理解が進むようにとの挨拶がありありました。

障害のある人もない人も、相互に人格と個性、多様な生き方を認めて支え合えるような社会こそが大事ではないかと思うのです。障害があってもなくても「いなくなっていい人」はいません。障害者を「不要」とみなし「抹殺」を正当化する主張は、ヒトラー政権下のドイツで、障害者は「生きるに値しない」と「優生思想」を掲げ計画的に虐殺したナチスとあい通じるものでとても危険に感じています。

多くの福祉関係者が、事件をきっかけに不安と危惧を募らせているのは、障害者をはじめ社会的弱者や少数者などにたいする偏見や差別、排除の社会的風潮が強まる傾向のなかで起きたのではないかということです。実際作業所の職員の方々からは心配の声が寄せられています。

誰もが幸せになる権利をもっていることを、多くの人が共有できるよう私自身も努力したいと思います。

親の会役員の倉園さんと

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