駆けある記

広島・長崎原爆投下74年

rこんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

原水爆禁止世界大会「宣言」

広島・長崎に原爆が投下されて74年を迎えました。6日には、練馬駅で原水爆禁止世界大会で採択された「宣言」の内容を訴えました。

「宣言」では、人間らしく死ぬことも、人間らしく生きることも許さなかった原子爆弾投下。21万人が長崎と合わせてこの年の年末までに亡くなったとあります。

今、私の住む町に引き寄せて考えると、現在、練馬区の人口は73万人、このうちの約3人に一人がいなくなってしまうことになります。現在、製造されている核兵器の威力はこんなものではないし、約1万4千発もあります。まさに悪魔の兵器です。

この日被爆者練馬の会の方からメッセージをいただきました。一部を紹介します。

「“今日は特別の日” 私たち「原爆投下で悲惨な世界」を身に受け、74年の年月、被爆の後遺症、放射線起因で疾病とたたかう

家族と死別で孤独な生活環境を二度と繰り返すな被爆(ノーモア被爆)

広島平和祈念式典放映で黙祷。NHK夕刻時間放映で「東友会役員・村山季美枝さん」の被爆と核兵器廃絶を願うのインタビューに改めて私たちの被曝証言に期する重みを受け止めていたそのタイミング時、胸打たれました。」

被爆者の傷はいまも癒えていません。

核兵器禁止条約、日本は批准を

7月末には平和行進があり、区議団とともに参加しました。各分野からの挨拶に続いて私からも挨拶しました。

被爆者練馬の会会長の綿平氏

核兵器禁止条約は、50カ国目の批准書が国連事務総長に寄託されてから90日後に発効します。新たにボリビアが批准書を国連事務総長に寄託し、25カ国となりました。

核兵器廃絶署名は、すでに今年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会に941万人の署名が提出されています。

とりわけ私が感銘を受けたのは、若い人たちが率先して取り組んでいることです。核兵器禁止条約の早期発効と核兵器廃絶のための機運を高めるための一斉アクションPeace Wave 2019。 Peace Waveは2017年の核兵器禁止条約成立前にヒバクシャ国際署名が呼びかけてスタートしたアクションで、今年で3年目を迎えます。この取り組みの中心は若者です。

本日の式典で長崎市長は日本政府に批准を迫っています。それなのに安倍首相は拒否。多くの平和を願う人々から軽蔑される態度です。政府は若者たちの声と被爆者の願いに応えるべきです。

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