駆けある記

都市計画道路の在り方基本方針(案)に意見を

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

7月12日東京都は「都市計画道路の在り方基本方針(案)」を公表し、8月12日までの一ヶ月間で意見募集をしています。

これは東京都・特別区・26市2町で検討し作成されたものです。

全体でも一部にとどまった見直し

基本方針案は、第四次優先整備路線や特定整備路線に指定されていない未着手の都市計画道路(延長約545キロ)について、今後整備するには長期間かかることから検証を進めてきたものです。年末までに(案)をとり方針化する予定です。

小池都知事は都市計画道路の見直しを求める都民世論、また都議団の追及に対して「見直すべきものは見直す」と再三にわたって本会議で答弁してきました。今回の方針案はこうした中で発表されたものであるだけに注目されていました。

未着手の都市計画道路を見直すこと自体これまでの都政と比較して重要なことです。しかし、実際ふたを開けてみると見直し対象となった路線の3%弱、12キロに過ぎません。抜本的な見直しとはほど遠く「整備すべきものは整備し、見直すべきものは見直す」という言葉にふさわしいとは言い難いのが実際です。

練馬のキャベツ畑。年々緑地も減っています。

練馬区内でも見直し路線は一部

基本方針(案)では、練馬区の未着手の都市計画道路は杉並区との境の補助229号線のみです。さらに区内には優先整備路線が区施行で9本、都施行で11本もありますがこれはそもそも見直し対象から外し、計画通り進めようとしています。また区は2025年末までに、第4次事業化計画で選定された優先整備路線を事業化し、区内都市計画道路の整備率を80%にまで押し上げる構想です。

この先人口減によって車も減ることは確実と言われているもと、「道路ばかりつくってどうするのか」。こんな声が上がって当然です。財源は国や東京都の補助に加え、特別区財政調整交付金でまかなうことができるとしていますが、これらはすべて国民が納めた税金であり、道路を整備しやすいような税の仕組みになっていること自体問題です。

住んでいるまちがどういう街であって欲しいのか、十分な意見交換も問題意識を持てるような情報発信も国や都、区はしてこなかったのではないでしょうか。まずはここから出発すべきではないかと思うのです。

都民からの意見募集(パブコメ)は8月12日までですが、この日を過ぎてしまったから意見を言えないことではありません。ぜひ、東京都や区に意見を届けましょう。

 

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