駆けある記

西武新宿線上石神井車庫問題、陳情は継続

こんにちは、日本共産党都議会議員 とや英津子です。

 

前回の続きです。西武新宿線立体化をめぐって住民から都議会に陳情が提出されています。内容は、上石神井駅東側にある西武鉄道の車両基地延伸の見直しを求めるというものです。

西武新宿線井荻~西武柳沢の区間のの計画の中では、駅東側に位置する車両基地について、本線を立体化するためには車庫から立体化される上石神井駅までを接続する斜路が新たに必要となり、現況の車庫の位置に取り付けることができないため、車庫も立体化、つまり上にあげるという内容です。

このため、沿線住民はもちろんですが寝耳に水だったのが上石神井駅南口に広がる約3000㎡の車両基地の東側に住む方々です。西武鉄道が立体化に伴って車両基地を約三分の一に減らす一方、留置線をさらに東側に延伸するため、住民の立ち退きや借地が生じることとなりました。

住民のみなさんからは、満足な説明もないままに計画が進められることに納得がいかず、住民集会も開き、事業者に説明を求めたものの全く納得がいかない内容だったと。線路北側の住民にとっても車両基地東側の住民にとっても住み慣れた土地を離れなければならない人、中途半端な買収で大きく財産が減らされるあるいは、希望通りの土地を取得できないなど過去にも鉄道用地や開発による立ち退きでは多くの問題が生じていることから、不安はつきません。

この陳情審議は結論は継続。まずは良かったです。

発言は都ファ、立憲が意見表明。共産党は曽根都議が質疑を行いました。

都ファ→計画に必要な土地という認識は住民にはなかった。丁寧に対応を。

立憲→道路のように計画があることを前提に、承知の上で住まいを選ぶということはできても、今回は突然の計画。唐突感を覚えることも理解できる。一層丁寧な説明を。

曽根都議の質疑。

Q、住民の立ち退きがあり得るということをどの段階でどのように検討したのか。

A、 地下でも高架でも西武鉄道の技術基準に適合すること。駅の位置を変えない。補助132、229号線との整合性。関係権利者の協力を得ながら実施。

Q、住民から要請してようやく説明したと聞いているが事実か。住民説明会はいつ行われたのか。

A、昨年2月に素案説明会、12月に陳情者等に説明、今年10月に都市計画案、環境影響評価案の説明。

Q、10か月後に地権者等に説明とは不可解。二月の説明が十分でなかったのではないか。現在の配線を大きく変えずに立体化はできると考えるがいかがか。

A、西武の技術基準上東側に拡張が必要。

Q、西武の技術基準は非公開。車庫で列車を操作するのは時速10キロ前後ですし、この車庫で事故も聞いたことがない。この延伸で自宅の半分は取られる一方で、半分は賠償されず工事の用地として借り上げられる人もいる。南側のこれまで車庫だった部分などの利用計画は聞いているか。

A、未定。

Q、複線シールドの検討は。

A、単線シールド。

Q車庫の跡地を権利者に提供することはできるのか。

A、金銭による補償を原則。

Q、誠意がつくされていない。陳情は採択を。

要旨を書きましたが、長年住み慣れた家が今後どうなるのか、人の財産にかかわる問題であり憲法上の問題でもあります。簡単に考えられてはられては困ります。

【雑感】

都議会が今日からはじまり、知事の所信表明がありました。どうも違和感がある内容でした。コロナで大変な状況をどう解決していくのか、具体的な考えを示すというよりカタカナ多し。

本会議終了後は、公園審議会へ。時間間に合わず待機でした。皆さんを部屋に案内して交流しました。さすが、問題意識をお持ちの方ばかりで、多くの意見が出ました。こらは、ご自宅報告。

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