駆けある記

被爆者練馬の会新春のつどいと平和の日記念式典

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

先日は、被爆者練馬の会の新春のつどいでした。ほぼ毎年欠かさずうかがっていますが、参加者が減っていくのが気がかりです。


来賓として挨拶にたった東友会の方は、東京の被爆者は約13000人いましたが、いまやその3割、3800人くらいに減っていますと話されました。その中で、被爆体験の劣化があり、記憶のある世代はすでに90代となり、今の課題は、被爆二世をどう構築していくかが課題とおっしゃっていました。

綿平会長の挨拶ではそのあたりが、切実に語られながらも参加者を励ます内容でした。

また、プロジェクターを利用したこの間の活動報告を拝見しましたが、とにかく当事者を中心として、様々な活動が精力的に行われているのです。

私からは、都の被爆者に対する制度の拡充、そしてなによりも日本が核兵器禁止条約の批准を一刻も早くするべきであること。また東京都が26年ぶりに東京空襲被害者の122人分の証言映像を公開することにしたことを報告しました。

核も戦争もない平和な世界を後世に残すことを被爆者のみなさんの前で誓いました。

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東京空襲79年、記念式典へ

昨日は、東京大空襲で10万人の人々が犠牲になった、3月10空襲記念式典でした。

コロナで人数制限があり、数年ぶりに参加しました。

小池知事はじめ来賓のあいさつから、79年前に思いを馳せ、当時を想像できるような内容はありませんでした。空襲体験を語った92才の女性は唯一具体的でしたが…。

都庁での展示や証言ビデオも見学しました。証言ビデオは東京都に平和祈念館を建設し、そこで公開するはずのものでした。約30年間、封印されていたものがようやく日の目をみました。遺族や関係者の執念、私たちもそれに応えようと論戦し、野党共同も広がり公開へとつなぐことができました。もっと多くの人に観てもらいたい、この一言です。一方、展示は芸術劇場も観に行きましたが、その会場と同じく、戦争の生々しさを語るだけの迫力は感じられませんでした。都はもっと頑張って欲しいです。

 

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