こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。
毎月第三土曜日は、都立練馬城址公園の植物観察会です。下記の図面のピンクの「花のふれあい」エリアで行っています。
「としまえんの未来を考える会」から出発したグループで、園内の植物を知り、観察し、記録していこうと昨年八月から活動しています。
日々、都庁に閉じこもることが多い私にとって、この日は貴重な時間と空間です。外の空気を吸い、自然の不思議さに出会い、なんとも言えない温かい気持ちになれます。また、季節の変化がよく分かりとても興味深いです。
この間、観察会以外にも公園管理センターの所長さんによる学習会も行うなど、楽しい取り組みをしてきました。
今の季節は草も枯れ、根は土の下で春の準備をしているところ。ですから観察スペースはいったいここはなんのために囲ってあるのかと言いたくなるような状況と化しています。しかし、そんな中でも枯草の下の方を観ると、葉を広げた西洋タンポポの葉やジャノヒゲのような草の緑を見つけることができます。またウマゴヤシ(シロツメクサの俗称)が存在を主張しているようにも見えました。枯れ草に力を借りて冬の寒さをしのぎ、じっと春を待つ植物の逞しさを目の当たりにしました。
樹木も観てまわりました。練馬城址公園のAゾーンは桜の木が多く植樹され、河津桜もそろそろです。また神代曙などの園芸種もありました。この桜は下の方は白樺のように白い皮を被ったようになっていますが、上の方は幹が美しく、つやつや光り惚れ惚れしました。
中にはもともととしまえん遊園地時代にあった桜が移植され、瀕死の状態のものもあり、とても痛々しいです。環境の違うところでもたくましく育つのは若い樹木なのでしょうか。事情があって、もともと住んでいた場所から離れることがとてもストレスになることがあります。人が「水が合わない」ことがあるように、樹木にも「土が合わない」、環境になじめないなど、同じことが言えるのではないか、この木が話せたら今の場所を離れたくないと言っただろうに、そんなことを考えながら園内をまわりました。
葛のつたが樹木に絡まる
石神井川をはさんで反対側はこれから整備されるDゾーンエリアです。遠くにプールを解体した残土が見えます。また、私たちがいるエリアから見える樹木は、葛のつたがからんでお化けのようです。
これはなんとかしなければと、ご一緒した方々が口々におっしゃっていました。
なぜ、葛のつたが絡まるのがもんだいなのか…。
それは樹木の光合成を妨げるから、だそうです。
都は放置せず、樹木が今後も生存可能となるように葛を取り除くべきです。
【雑感】
議会が始まっています。
毎日、質問や予算組み替えづくり、議案の調査で長い時間都庁にいます。
27日(火)代表質問 尾崎あや子都議
28日(水)一般質問 里吉ゆみ都議、アオヤギ有希子都議
29日(木)一般質問 斉藤まり子都議
ぜひ傍聴を。
インターネットでもお聴きいただけます。
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