駆けある記

合理的配慮はされているかー障害者差別解消法

こんにちは、都議会議員とや英津子です。

いよいよ都議会臨時会が28日からはじまります。豊洲新市場への移転に向けた補正予算案の審査となりますが、小池都知事の「土壌汚染対策」の新方針に基づき移転にむけての「追加対策」のためのものです。都議団は大山幹事長名で見解を発表しました。

「豊洲新市場への移転を前提とした補正予算案提出はゆるされません」

をご覧下さい。

さて、どの自治体も来年度予算の検討時期に入り、都議団も区議団も各種団体のみなさんとの懇談が始まっています。私はなるべく地元のみなさんの要求も聞きたいと思い、都議団だけでなく区議団とも一緒に懇談会に出席しています。昨日は区議団とともに視覚障害者団体、区の商店街連合会との懇談でした。今日は聴覚障害者団体との懇談でした。

みなさんから寄せられる要望はどれも切実なもので、一歩でも二歩でも前進させたいと思いました。その中で特に気になったのは、視覚障害や聴覚障害者団体のみなさんから寄せられた要望でした。

国は「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」を制定、昨年4月(2016年)にスタートしました。障害のある人に「合理的配慮」を行うことなどを通じて「共生社会」を実現することを目指しています。しかし、実際は多くの場面で配慮がされているとは言えない状況が多くあります。障害者団体との懇談では、改めて厳しい現実があることを学びました。

視覚障害のみなさんからの、生活用具の給付の拡充では、キッチンメーターや単独歩行を可能にするパームソナーを給付に加えて欲しいという要望でしたが、代用品や使い方のスキルが必要などと区から拒否されています。また、安全に道路を横断するための音響式信号機やエスコートゾーンも十分整備されているとは言えない状況です。

聴覚障害のみなさんからは、練馬区に対して「練馬区手話通訳言語条例」の制定陳情が練馬区議会に出されています。公共施設では聴覚障害者への配慮が十分されていない実態もお聞きしました。さらに、災害時の対応では手話ボランティアの受け入れ体制、緊急時文字情報(ディスプレイ画面での画像や動画などの視覚情報)、防災用手書きLED蛍光サインボードなどの整備が不十分なため、強い要望がありました。

災害時に避難所にサインボードがあると、夜でも聴覚障害の人にお知らせが可能です。予算要望に来られた団体のUさん



これらは、差別解消法の精神から言えば本来ただちに対応すべきものではないかと思います。来年度の予算編成に向けて都議団と区議団連携して要望実現のために力を尽くします。

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