駆けある記

日大光が丘病院撤退を前に

 先週23日金曜日夜、都から地域医療振興協会による4月からの光が丘病院開設の許可が下りました。
 昨年7月以来、日大光が丘病院撤退をめぐり、患者や区民は不安や思いをかかえながら今日まできたのではないかと思います。区議会へも多くの方々が傍聴にきて光が丘病院の今後について、一言も漏らさないで聞いておきたいとの強い思いも伝わってきました。
 私たち区議団は、日大の一方的な撤退は患者や地域医療の立場からみて許されることではないと考え、契約の最後までの履行を求め、幾度かの申し入れも行いました。
 しかし、日大の対応は極めて事務的に撤退の撤回はありえないというものでした。
 こうした事態をうけ、区と日大、地域医療振興協会の3者が引き継ぎをおこなってきましたが、途中引き継ぎが中断するなど今後に影響を及ぼすのではないかと懸念もありましたが、いよいよ残すところ4日です。
 4月からスタートする練馬光が丘病院については、練馬の地域医療の一翼を担う立場にある病院としてその役割を十分に果たしてもらわなければなりません。区長が区民に約束した通り、日大の医療機能を引き継ぎ水準を落とさず拡充していくことを求めていきたいと改めて思いました。 
 昨日は、ご相談にのった患者さんのご家族から連絡があり、無事これまで通り入院できることになったとのことです。ほっと安心している姿が目に浮かびました。

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