駆けある記

地下鉄バリアフリー、小竹向原駅はじめ複数ルート整備を

こんにちは、日本共産党都議会議員とや英津子です。

いただいたバラが咲いています。なにも手入れをしていませんが、よく咲いてくれました。ガーベラは地区祭で買い求めたもので300円。前日の雨の粒が花びらを際立たせます。長持ちです。

オリンピックのマラソンと競歩が札幌開催になり、オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ準備特別委員会が急に開催されることになり、委員である私も忙しい日々です。明日は、札幌開催問題で集中質疑。日本共産党都議団からは里吉都議が質問に立ちます。私と畦上都議は来週11日。

今日は10月に決算特別委員会で取り上げた駅のバリアフリー問題について。

長年の運動を続けてきた地元練馬の人たちにとって、東京メトロ小竹向原駅と地下鉄大江戸線の2ルート目のエレベーター設置は切実な願い。

今回私は、決算特別委員会第三分科会の委員になり建設局と都市整備局所管の事業について質問することができました。その中の一つが駅のバリアフリー問題です。

東京は網の目のように地下鉄が整備されていますが、古い駅は1ルートしかエレベーターがない、下りのエスカレーターもないなど不備がまだまだあります。

地下鉄駅については、駅改良に関する補助制度である国土交通省の地下高速鉄道事業費補助があります。スキームは建設費から人件費、事務費等の総経費、建設利子を差し引いた事業費の額に対して国が26%、都が29%補助します。

しかし、これはマックスで補助された場合です。

現在東京メトロにおけるエレベーターのワンルート整備については昨年度末で約93%。しかし、合計200以上の駅を持つメトロで複数ルート整備されているのは55駅です。早急な整備が求められます。小竹向原駅もその一つです。

都市整備局に対して、地下鉄駅に複数ルートのエレベーターなどを整備する重要性について伺いました。

山下基盤整備部長は、「障害者、高齢者等が駅校寧で円滑に移動できる環境整備は不可欠でありまして、複数ルート、乗り換えルート整備は重要」と答弁しています。

東京都は、今年9月に「鉄道駅バリアフリーい関する優先整備の考え方」を策定しており、情報連絡会を通じて意見交換を行いながら調整・検討をしてきたと言っています。そしてこの考え方を踏まえて鉄道事業者に整備計画策定を依頼することになっています。小竹向原駅は西武鉄道も乗り入れる駅です。東京メトロと西武鉄道と協力しあい一日も早く2ルート目のエレベーター整備につながるよう、都に要望しました。

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