駆けある記

子どもの声を真ん中にー仁藤夢乃氏講演会

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

今日は区議団とともに石神井公園駅前で九州豪雨被害の救援募金活動を行い、宣伝カーも走らせました。一時間でしたが多くの人たちの被災者支援の気持ちが伝わってきました。

週末は、10代女性を支え、夜の街アウトリーチ、シェルターでの保護や、宿泊支援シェアハウスでの住まいの提供を行う「clabo」代表仁藤夢乃さんの講演会に参加しました。

日本共産党東京都委員会は「ジェンダー平等委員会」を発足させて活動しています。その一環として行った学習会です。

昨年私は、colaboの「夜の街あるきスタディツアー」に参加し、若年女性が性被害に遭い、商品化され人権が侵害されている生の現状を目の当たりにして衝撃を受けました。

今年に入り、新型コロナ感染が広がり被害に遭っている子たちはますます困難な状況に直面しています。そんな中、どうしたらどの子も大切に育てられ、人権が守られ、希望が持てるのか考えさせられる講演会でした。

高校生をとりまく現状は厳しく、貧困、虐待、親の病気、精神疾患、不登校やいじめ、妊娠・中絶など複合的に問題を抱えています。特に「自己責任論」がはびこる社会では、子どもたちは被害者にもかかわらず、自分が悪いとされ大人に相談することができない。

そのため、colaboとつながっても最初は不信感満載。「保護じゃないよね」と聞かれるそうです。それは過去に彼女たちがSOSを発した時大人に適切な対応をしてもらえなかった、その記憶、トラウマがあるから。

親から逃げてきて児童相談センターに助けを求めても、夜だと取り合ってもらえない。警察にいくように言われる。高校生はあとまわし、なぜなら幼児や小学生など命の危険から自分を守ることができない子たちを優先するから。

こうした話を聞くと、行政の体制がいかに手薄か。子どもたちを手厚く守るための人員が不足していることが深刻な事態を招いているのではないかと疑念が広がります。一時保護所の子どもたちへの扱いをめぐり人権侵害が著しい実態は、報道でも伝わっていますが生々しい話もされました。

子どもの人権を何よりも大切にした対応、学習権の保障など課題は山積しています。

【コロナの影響は深刻】

前述したようにコロナの影響は弱いところに顕著に出ます。colaboは今年3月~5月で、200人の相談に乗ったそうです。半年分が三ヶ月で一気にきたという感じです。

性搾取を受けていても、逃れられない子は、コロナで仕事がなくなりました。その子は週6日デリヘルで働かされて月3万円しかもらっていない。でも、搾取する業者には感謝する。15人くらいが一部屋に詰め込まれ待機するという現実にいたたまれない気持ちになりました。

定額給付金の問題もあります。

家にいて、親に虐待を受け続けている子もいる。親に支配されている子もいるという、こうした状況を考えれば、やはり世帯主でなく本人に確実に給付される仕組みが必要なのです。

日本の支援は本人が主役ではないといいます。守るべき大人たちの認識があまりにも低く、人権無視の扱いをされていることを仁藤さんは批判します。

とても印象に残ったのは、colaboが心がける支援臭を消すということでした。支援するのではなく、伴走する。「助けて」と言えない少女たちとの信頼を大切にするためともに苦しみ、喜びを分かち合うという姿勢です。

子どもを真ん中におき、求める支援をするためやることは山ほどあります。

【雑記帳】

二千円くらいでむかし買った「坂口安吾全集」(全13巻)を引っ張り出してきました。

以前、どん底まで堕ちてみるのも悪くないと言われたことがあります。

坂口安吾、読んでみよう。

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