駆けある記

練馬城址公園の避難場所の機能は?ー都議会質問

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

都議会第三回定例会の代表質問、一般質問ともに終わりました。常任委員会の議案審査も来週で終わり。都議団は最終日8日の討論準備に入っています。来週は、決算質疑が始まります。

都議会での「としまえん」問題では、大山都議が行った質問を紹介します。一問ですが、代表で質問できました。

Q、六万四千人の練馬区民の避難場所となっていた、としまえんが閉園しました。ワーナーブラザースのスタジオツアーとして整備するために、これまでの避難スペースには建物が建設されます。知事、としまえんの避難場所としての機能は今後も維持できるのでしょうか。

建設局長 A、としまえん跡地に計画されている練馬城址公園の防災機能についてでございますが、都は本年6月、緑と水、広域防災拠点、にぎわいといった基本目標の実現に向けた公園整備を連携協力して、地元区、土地所有者、民間事業者と合意いたしました。

 今後、関係者と連携いたしまして、震災時火災における避難場所の確保に努めながら、まとまった広場空間や周辺からの避難を円滑に受け入れる園路等の整備を進め、地域の防災機能向上に取り組んで参ります。

この答弁を聞くと、今後をも維持できますか?との問いに対し、「確保に努めながら」と答えています。公式に「維持します」とは答えられない。それは今、まさに話し合いを行っているからであり、維持出来るかどうか結論が出ていない。

前回のとしまえんに関するブログでもお伝えしましたが、都は避難場所についてほとんど問題意識を持っていなかったのではないでしょうか。だから、民間事業者の施設整備を優先させたのではないかと。防災機能向上の姿勢は見えません。

 

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