駆けある記

ハリポタ施設ー都は気候危機対策への協力求めよ

こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。

真夏のような天気が身体にこたえます。

認知症高齢者やエアコンのない世帯などはどうしているのだろうかと考えてしまいます。

22年第四回定例会で「環境確保条例」を改正

異常な暑さやゲリラ豪雨など、気候危機対策は待ったなしです。東京都のCO2排出半減目標年の2030年まであと7年ですが、基準年である2000年からの20年間で、わずか8%しか減っておらず、とりくみの飛躍が求められます。
昨年12月の都議会(22年第四回定例会)では「環境確保条例の改正」を議決しました。大手住宅メーカーに対し、新築住宅などの一定割合以上に太陽光パネル設置義務を課すなど、新築建築物への断熱、省エネ、再エネ設備の整備促進を柱とするものです。
現在、家庭と事務所ビル等からの CO2 排出が全体の7割を占め、また、再エネ発電の場所を確保するのが困難という東京の特性をふまえると、住宅や大規模建物への太陽光パネル設置は有効な対策です。

ハリポタ施設に太陽光パネルの設置を

今年6月16日に開業したハリーポッタースタジオツアー。

内覧会と前夜祭にお招きいただきました。

映画のセットや衣装などを展示はファンのみなさんにとって見応えがあり嬉しい施設でではないかと思います。またスタッフの教育・研修も徹底しているようで対応も丁寧で、気持ち良く施設を見学できました。

このハリポタ施設ですが、昨年、近隣の方の協力を得て、練馬城址公園予定地が一望できるマンションの屋上に上がらせていただく機会がありました。そこから見える景色は、スタジオツアーの大きな屋根や緑ゆたかなとしまえん跡地。

一緒に屋上にあがったみなさんから出た声は、この屋根の有効活用、つまりハリポタの屋根に太陽光パネルを、でした。

そこで、当時建設工事中であったハリポタ施設について「文書質問」をしました。

※文書質問は、本会議での代表質問や一般質問と同様の扱いで本会議に登壇せずとも都議の質問権の行使ができます。質問は当局から正式に答弁が届き、公表されます。

文書質問要旨

 練馬城址公園とハリーポッター施設について
1 大規模施設であるハリーポッター施設は現在工事中だが、屋根には太陽光発電が設置されていない。都は今定例会で、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」の改正を行い、太陽光発電装置の「義務化」へと舵をきったが、ハリーポッター施設は太陽光発電装置設置義務の対象施設となるか伺う。

回答
 都は、大規模新築建物の建築主に対し、省エネや再エネ等の環境配慮の取組について建築物環境計画書の提出を義務付けており、本施設は、令和3年4月に提出済みです。
 今般の改正条例の施行は、令和7年4月1日であり、太陽光発電設備の設置義務の対象外です。

質問事項
二の2 都は、2010年度から環境確保条例に基づき、大規模事業所に対する「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」により、都内の温室効果ガス排出量の確実な削減を進めているが、ハリーポッター施設はキャップ&トレードの対象施設になるか伺う。

回答
 当該施設の竣工後、年間のエネルギー使用量が原油換算1,500キロリットル以上となった場合、キャップアンドトレード制度の対象事業所となります。

質問事項
二の3 都や練馬区、事業者が締結した「覚書」第7条には、環境への配慮として関係者の協力のもと、「…周辺の住環境に配慮して整備及び運営を行うものとする。」とある。水と緑の公園という練馬城祉公園のコンセプトからも、ハリーポッター施設に環境への配慮を求めるべきではないか、見解を伺う。

回答
 覚書は、都と民間事業者等が相互に連携協力し、練馬城址公園の整備と適切な利用を進めていくことを目的としており、周辺の住環境に配慮して整備及び運営を行うこととしています。これに基づき、民間事業者が適切に対応していくものと認識しています。

環境局と建設局が答弁しました。

「環境確保条例」の改正前に建築確認が下りているので対象外であり、民間任せの東京都ですが、少なくともキャップ&トレードの対象施設になると思われます。

キャップ&トレード制度は、都内大規模事業所に対し、CO2排出量の総量削減を義務付けるとともに、排出量取引により他の事業所の削減量等を取得して、義務履行が可能な制度です。義務の履行に他の事業所の削減量の取得という逃げ道のある制度ですが、今後、総量削減するためには再エネは欠かせない取り組みだと思います。

今後、この施設の環境への配慮について注視していきたいし、都として本気でCO2排出削減をするのであれば、ハリポタのような施設にはパネルの設置を促すべきです。

 

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