こんにちは、日本共産党練馬区選出都議会議員とや英津子です。
秋の長雨でが続き、どこへ行くにも傘持参。天高く馬肥ゆる秋を待ちわびる毎日です。
遅くなりましたが、外環シールドマシンの「大ギア」破損事故について、国交省とNEXCOからのレクチャーについて書きます。
東京外環道(東京都練馬区―世田谷区間)の大深度地下トンネル工事でシールドマシン(掘削機)のカッター部を回転させる「大ギア」が破断し、今年1月20日から掘進が停止しています。4月には破断の状況や原因、対策につい。て国土交通省とNEXCO東日本・中日本の担当者からレクチャーを受けました。
その後、日本共産党党都議会議員団として、東京都にも申し入れを行いました。

外環道シールドトンネル工事における大ギア等破断の原因究明と、すべてのシールドマシン工事の中止、外環道工事の中止を求める緊急要望
⇨https://www.jcptogidan.gr.jp/opinions/10491/
8月末には、もう一度レクをセットしてもらい聞き取りを行いました。
今回のレクで分かったこと
東日本高速道路株式会社の発表によると、1月20日、シールドマシン「グリルド」の掘進中に大ギア付近から異音を確認。点検の結果、23か所で「変状」を確認しました。大ギアの回転を滑らかにする装置である「ベアリング」も7割程度の範囲で「変状」していたといいます。「グリルド」は現在、練馬区から杉並区に入る直前、青梅街道と交差する地点の住宅街の地下約55mの位置で停止したままです。
原因は4年前の事故?
原因についてNEXCOは、2022年にシールド機が地中壁に接触した際に微細な欠けが生じ、その後の掘進で徐々に拡大した可能性があると報告がありました。
聞き取りの中で分かったのは、4キロ掘進をしている間にも「微細な欠けに気がつかなかった」ということ。なんとおそまつ。
しかも「可能性が高い」としており、推定の域を出ないのです。その兆候も明らかになっていません。参加者は詳細な説明を要求しました。
4年にわたり損傷に気付かなかったというのはあまりに無責任であり、ずさんな管理、データ管理も問われます。
大きなトラブルが起きてからでは遅いのです。当時事故を起こした際、パシフィックコンサルタンツの設計ミスでした。大ギア破損事故が起きたことでパシコンの責任はどう考えるのか…。
NEXCO東日本は、当時の段階で済んだ話だと回答。今回の事故についてはNEXCO東日本と清水JVとの間で費用もかかるので相談すると述べました。
4年前の事故の際、徹底して調査をすべきだったことで、国、NEXCO東日本、清水JVの責任が問われます。

補修は研磨、ベアリングはシールド機の開口部を使って…。
トンネル施工等検討委員会の小泉淳委員長は、前例がない事故であり、立坑を掘るしかないという見解を示していましたが、大ギアの損傷は研磨し、ベアリングはシールド機の開口部を使って地下で交換するとのことです。
東日本高速側は今回の補修方法について「他に事例はない」と認め「構造上成り立つか、きちんと設計した上で行っていく」とし、補修方法の検討などがこれからの作業であることを明らかにしました。しかも補修の完了時期は見通せないと言います。
また、一体に成形されたベアリングを部分的に交換することで強度が保てるかただしました。
事故が起きたのは練馬ですが、他自治体からも参加者があり、多くの意見や質問が出て時間が足りないほどでした。

山添氏参議院議員からは、外環の事業で「想定外」が繰り返されている、国交省がイニシアチブを取り住民の声や不安に真摯(しんし)に向き合うよう求めました。
反対側車線のトンネル工事を中日本高速が強行していることについてもただしました。
危険な外環に税金の無駄遣いはやめよ!
調布陥没事故、大泉ジャンクション付近の接触事故、大ギア破損事故と続く、事故でいったいどれだけの税金が投入されるのでしょうか。きっぱり諦めるべきです。









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