駆けある記

国民健康保険料改定やめさせよう

 今日の区議会は追加で議案が上程されたため、本会議を開催しました。
 2012年度最終補正予算、国の補正予算がらみで契約案件6件、区長や職員の退職金引き下げ議案、そして国民健康保険料改定議案です。
 補正予算の質疑は明日ですが、それ以外の議案は賛否を今日表明しました。
 特に国民健康保険料改定は大問題です。
 この間、国保料は上がり続けています。2011年に国保の算定方式が変わり旧但し書き所得方式になっていますが、これによって急激に保険料が上がる方が出るなど区民への大きな影響がありました。
 一部低所得層のところで激変緩和措置がとられていましたが、来年度からはそれも範囲を狭められてしまいます。
 全体で影響が出るのは約3万世帯にのぼります。
 モデルケースをみると、
 
 1,給与所得者で二人世帯、年収200万円の場合、前年度と比べ3万4,978円増。
  この世帯は2010年度と比べ6万5,981円の増額
 2,給与所得者3人世帯、年収300万円の場合、2万5,725円の増額。
  2010年と比べ9万7,048円の増額。
  わずかな期間に10万円近い値上げです。
 この世帯の年間保険料は25万7,124円なので、まさに一ヶ月分の収入が丸々保険料として徴収されてしまいます。

 特に、障害者や扶養家族のいる世帯は大きな打撃となります。
 練馬区は、今回の影響について個別に相談に乗るとか、全国の流れなどといいますが、耐え難い値上げに苦しむ人たちを結果的に放っておくことになるのです。
 区議団としては、 
 1,特に今回の値上げの影響が大きい低所得、障害者や扶養家族のいる世帯の保険料引き下げを当面一人5000円すべき。
 2,区として独自の軽減措置を講じる。ことを要求しています。

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