駆けある記

第7回キッズパレード

今にもポツリときそうなお天気を気にしながら、スタートした一日でした。結局風は強かったものの、なんとかもち、キッズパレードと土建住宅デー、地域まわりを終えました。
 午前中は第7回キッズパレードに参加。

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昨年8月に成立したこども・子育て3法。来年4月が本格施行ですが、今日はこうした情勢のもとでどう公的保育制度を守っていくのか、これまで築いてきた保育制度を振り返りながら、改めて新制度の問題点を考え、保育園や学童クラブの拡充を求めていこうと確認しました。
 「子供・子育て支援新制度」と公的保育制度と題して、保育労働研究会の山本はるみ氏の講演では、待機児解消と称して安上がりで、細切れ保育が実施されれば子どもたちの成長は保障できないと、国や自治体の責任を強調します。
 特に、施設や保育士の配置基準、保育料など問題点を明らかにしました。 
 ご自身の経験では、認証保育所から認可保育園に移ってきたお母さんは、入園に際しての面接で「先生たちは、一年間働いてくれるのでしょうか?」と聞かれ、認可外保育所の保育士がおかれた劣悪な労働条件も告発。
 現場からは、新制度が子どもの育ちを全く無視したものだと具体的事例をあげながら新制度の問題点を明らかにしてくれました。
 また、新たな制度のもとでも守るべきものは守ろうと、保育時間は最低8は保障すべきと、自治体への働きかけを呼びかけました。
 練馬区では今認可保育園に入園させたくても入れない「待機児」が問題になっています。
 子どもを安心して預ける環境が整った認可保育園の増設は急務です。
 区立保育園がすでに13園委託されたもとで、保護者が委託事業者を必死で探さなければならない、引き継ぎ2週間前にやっと事業者が決まるなど、子どもや保護者の負担ははかりしれません。
 安易な委託計画や中止し、公的保育を拡充していくことの大切さを学びました。
 学習会の後、パレードと署名活動が行われました。
 

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